レジ・現金管理

現金過不足を「レジ別」「曜日別」に分析する意味

更新日:2026-09-29

レジ締めの過不足は、1日だけ見ると「たまたま」に見えても、しばらく記録をためて集計すると、はっきりした傾向が見えてくることがあります。見るポイントを紹介します。

その日限りの確認では足りない理由

少額の過不足は、その日の記録ミスとして片付けられがちです。けれども、いつも不足、いつも過剰のように同じ向きの偏りが続いているなら、単発のミスではなく、何か決まった原因が隠れている可能性があります。1日ごとの結果だけを見ていると、この偏りには気づけません。

レジ別に見る

レジが何台かある店では、特定のレジだけ不足が繰り返していないかを見ます。

  • 特定のレジで不足が続く → そのレジの操作に慣れていない人がいる、レジの置き場所が死角になりやすい、などの可能性
  • 特定のレジだけ過剰が続く → ほかのレジの不足分が混ざっている(両替や釣銭の受け渡しの記録漏れ)可能性

曜日別に見る

曜日ごとに過不足の平均を出すと、特定の曜日に偏っていないかが見えてきます。

  • 忙しい曜日に不足が集まる → 混雑で対応が雑になる、レジ担当が変わる、応援のスタッフが操作に慣れていない、などが考えられる
  • 特定の曜日の閉店担当が決まっているなら、その人の締め作業のくせが出ている可能性もある

「不足した回数」も金額と同じくらい大事

過不足の平均がゼロに近くても、不足と過剰が大きく交互に出ている(ぶれが大きい)なら、平均だけでは見えない問題があります。不足した回数そのものも合わせて見て、回数の多いレジや曜日から見直すのが効率的です。

記録がたまって初めて見える

この種の傾向は、少なくとも2〜4週間、できれば1〜3か月分の記録がたまってから意味のある形で見えてきます。毎日の締めの結果をその都度残し、あとから振り返れる状態にしておくことが前提です。