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レジ・現金管理

レジ締めで数字が合わない時に確認すべき7つのポイント

更新日:2025-06-01

「1円合わない」「1000円多い」——レジ締めで過不足が出ると、つい現金を何度も数え直したくなりますが、原因の多くは現金そのものではなく「入力・記録」側にあります。数え直す前に確認すべき順番を整理しました。

① 営業前現金有高(釣銭準備金)の入力ミス

そもそも営業開始時点の金額が正しく記録・入力されているかを確認します。前日の締め作業で「翌営業日の準備金」として用意した金額と、当日入力した営業前現金有高が一致しているかをまず疑いましょう。

② 現金外売上高の入力漏れ・二重計上

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など、現金のやり取りがない売上(現金外売上高)が正しく差し引かれているかを確認します。レジ売上高の合計に含まれているにもかかわらず、現金外売上高として別途入力し忘れる(または逆に二重に引いてしまう)のは非常によくあるミスです。

③ 両替・釣銭準備の受け渡しタイミング

営業中に銀行で両替した金額や、他のレジから融通した釣銭が、どちらのレジの現金有高としてカウントされているか(あるいはどちらにもカウントされていないか)を確認します。複数レジ運用の店舗で特に発生しやすい原因です。

④ 返金・値引き・キャンセルの処理漏れ

返金処理をレジでは行ったが売上データには反映されていない、あるいはその逆——というケースは過不足の代表的な原因です。返金・値引き・オーダーキャンセルがあった取引は、レジ内のログと現金の動きが一致しているか個別に確認します。

⑤ 金種別カウントの数え間違い

紙幣・硬貨の枚数を数え間違えるのも典型的な原因です。特に紙幣が折れて重なっている、硬貨が同じ種類のケースに混ざっているといった状態は数え間違いを誘発します。金種ごとに枚数を数え、合計金額を機械的に計算する方式にすると、この種のミスを減らせます。

⑥ 私的な立替・仮払いの記録漏れ

レジから一時的に立て替えた経費(切手代・急な備品購入など)が、正式な記録として残らないまま現金だけ減っているケースです。少額でも都度メモを残す運用にしないと、後から追跡が困難になります。

⑦ 前日以前の過不足が繰り越されている

今日の入力・現金自体には問題がなくても、前日以前の過不足がそのまま営業前現金有高に混入して繰り越されているケースもあります。原因が特定できない過不足が続く場合は、直近の履歴を曜日別・レジ別に見返して傾向がないか確認するとよいでしょう(詳しくは「現金過不足をレジ別・曜日別に分析する意味」の記事で解説しています)。

💡 これらを確認しても原因不明の過不足が残る場合は、無理に当日中の犯人探しをせず、金額と状況を正確に記録した上で継続的に観察することが大切です。単発の少額な過不足は、上記いずれかの記録ミスであることがほとんどです。

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