レジ・現金管理

レジ締めで数字が合わない時に確認すべき7つのポイント

更新日:2026-09-29

1円合わない、1000円多い。過不足が出ると、つい現金を何度も数え直したくなりますが、原因の多くは現金そのものより、入力や記録の側にあります。数え直す前に確かめたい順に並べました。

① 営業前現金有高(釣銭準備金)の入力ミス

まず、営業開始の時点の金額が正しく記録されているかを確かめます。前日の締めで「翌日の準備金」として用意した金額と、今日入力した営業前現金有高が一致しているかを最初に疑いましょう。

② 現金外売上高の入力漏れ・二重計上

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など、現金を受け取っていない売上が正しく差し引かれているかを確かめます。レジ売上高に含まれているのに差し引き忘れる、逆に二重に引いてしまう、というのはとてもよくあるミスです。

③ 両替・釣銭の受け渡しのタイミング

営業中に両替した金額や、ほかのレジから回した釣銭が、どちらのレジの現金として数えられているか(どちらにも数えられていないか)を確かめます。レジが複数ある店で特に起きやすい原因です。

④ 返金・値引き・キャンセルの処理漏れ

レジでは返金したのに売上の記録に反映されていない、あるいはその逆、というのは過不足の代表的な原因です。返金・値引き・キャンセルのあった取引は、レジの記録と現金の動きが合っているかを1件ずつ確かめます。

⑤ 金種ごとの数え間違い

紙幣が折れて重なっている、硬貨がほかの種類と混ざっている、といった状態は数え間違いのもとです。金種ごとに枚数を数え、合計は計算で出すようにすると、この種のミスを減らせます。

⑥ 立て替え・仮払いの記録漏れ

切手代や急な備品の購入など、レジから一時的に出したお金が記録に残らないまま、現金だけ減っていることがあります。少額でもその都度メモを残す決まりにしておかないと、あとから追えなくなります。

⑦ 前日までの過不足が持ち越されている

今日の入力にも現金にも問題がなくても、前日までの過不足がそのまま準備金に混ざって持ち越されていることがあります。原因の分からない過不足が続くときは、直近の履歴をレジ別・曜日別に見返して、傾向がないかを確かめます(「現金過不足をレジ別・曜日別に分析する意味」の記事で説明しています)。

ここまで確かめても原因が分からないときは、その日のうちに無理に原因を突き止めようとせず、金額と状況を正確に記録して様子を見るのが大切です。単発の少額の過不足は、たいていは上のどれかの記録ミスです。