レジ・現金管理

両替の基本:棒金・帯封とは?両替単位の考え方

更新日:2026-09-29

「棒金を2本両替してきて」と頼まれても、経験がないとピンとこないかもしれません。両替の基本の単位と、釣銭を用意するための両替の計画の立て方を整理します。

棒金(ぼうきん)とは

同じ種類の硬貨を50枚まとめ、紙で巻いたものを「棒金」と呼びます。1円玉なら1本で50円、100円玉なら1本で5,000円です。銀行の窓口では、硬貨はたいていこの棒金の単位でやり取りします。

帯封(おびふう)とは

同じ種類の紙幣を100枚まとめ、帯で留めたものを「帯封」と呼びます。1万円札なら1つで100万円です。小さな店の日々の両替で帯封を使うことは少なく、必要な枚数を紙幣のまま受け取るのが普通です。

1枚単位で受け取れないことがある理由

硬貨は棒金の単位(50枚ずつ)で受け渡しされることが多いため、「43枚だけほしい」といった細かい頼み方はしにくく、足りるように本数を切り上げて受け取ることになります。切り上げた分は、決めている枚数より多く手元に残ります。

両替の単位を決めておく

「500円玉が足りない」というとき、窓口に持っていく単位(両替単位)をあらかじめ決めておくと計画が立てやすくなります。硬貨なら棒金の枚数(50の倍数)、紙幣なら必要な枚数を単位にするのが基本です。単位が金種の倍数になっていないと、棒金としてまとまらず、両替の組み合わせが成り立ちにくくなります。

両替の計画の立て方

  1. 翌日に必要な枚数(レジ1台あたりに置いておきたい金種ごとの枚数)を決める
  2. レジの台数をかけて、全体で必要な枚数を出す
  3. いま手元にある金種ごとの枚数と比べ、足りない金種を洗い出す
  4. 足りない分を、棒金・帯封の単位に切り上げて本数を出す
  5. 両替の元にするお金(手元で余っている紙幣・硬貨)を確かめて、窓口へ持っていく
両替に手数料がかかる銀行が増えています。枚数や回数によって料金が変わることが多いので、よく使う金融機関の条件を一度確かめておくと、まとめて両替するか小分けにするかを決めやすくなります。

レジの台数が増えるほど、必要な枚数のかけ算や棒金への切り上げの計算は面倒になり、手計算での間違いが起きやすくなります。